永観堂 禅林寺 其の8

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京都屈指の紅葉の名所として名高い永観堂。境内を真紅に染める紅葉は溜息のでる美しさで、一度は見ておきたい屈指の紅葉スポットです。しかし京都でも人気観光地である南禅寺や哲学の道などに隣接していることや、少し足を延ばせば銀閣寺という絶好のローケーションにあるだけに紅葉シーズンの込みようは半端じゃないです。境内が赤く染まるどころか、人の頭で真っ黒なんてことも…。拝観料も通常600円が1000円(寺宝公開あり)と少し高めになることや、異常とも言える人の多さなどからシーズン中の拝観は、人混み耐性のある方以外はあまりおすすめしません。

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それでもやっぱり「もみじの永観堂を見たい」って方は午前9時の朝一番に行かれるか、11月初旬~12月初旬まで行われる夜間特別拝観をおすすめします。すべての施設がライトアップされるわけではありませんが、日中と比べ人出もそれほど多くなく拝観料も600円とリーズナブル。暗闇に照らしだされる紅葉は幻想的でその妖艶な美しさに魅了されること間違いなし、激推しです。いらっしゃらないとは思いますが、昼間と夜間は完全入れ替え制ですので夜まで粘るっていうのはダメですよw そして冬場の京都の夜は底冷えしますので防寒具も忘れずに…。

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もみじの季節の永観堂はその名に恥じない見事な紅葉をみることができますが、個人的には春から初夏にかけてゆっくり拝観するのが好きです。人が少ないので気兼ねなく長居できますしね。長い回廊を歩きながら自然豊かな庭の木々を眺める…ヒーリング効果は抜群、仕事のストレスも忘れられます。

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永観堂へは市バスなら「南禅寺永観堂道」か「東天王町」で、地下鉄なら「蹴上」で下車。地下鉄の駅からは少し歩く事になりますが、みなさん南禅寺方面に向かわれるので後をついていけば道に迷うこともありません。永観堂は南禅寺と隣接していることもありほとんどの方が一緒にまわられています、というかむしろセットだと思って下さい。
気候の良いときなら南禅寺→永観堂→哲学の道をブラブラなんてのもおすすめ。脚力に自信のある方なら、そのまま哲学の道を銀閣寺まで(約2km)をハイキング気分で歩くのも一興です。徒歩でしか見えてこない景色や発見がきっとあります。

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歩いてお腹が空けば冬場なら湯豆腐というのも南禅寺の定番、奥丹や順正といった有名店がすぐ近くにあります。中国より仏の教えと共に僧侶が持ち帰ったとされる豆腐。昔はお坊さんが修行の一環として作られていたものが、いつしか参道で参拝客に振るまわれるようになり今日に至ります。また湯豆腐は南禅寺周辺参道の精進料理が起源とされ、江戸時代からこの辺りの豆腐は南禅寺豆腐と呼ばれ京の名物だったようです。寒い冬の日に食べる熱々の湯豆腐…身も心も温まりまり幸せな気分になれますよね。

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山号
聖衆来迎山
宗派浄土宗西山禅林寺派
本尊阿弥陀如来(重要文化財)
拝観時間通常 午前9時~午後5時
夜間 午後5時半~午後9時
拝観料
紅葉シーズン 1000円
夜間特別拝観 600円
通常拝観    600円



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