永観堂 禅林寺 其の3

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古方丈へ渡る廊下を歩いていると縁の下にフクロウがっ!!…と思ったらただの置物でした^^; しかし何故こんな所にフクロウの置物が? 何かいわくのある物なのかと調べましたが判りませんでした。しかし気になる…

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こちらが古方丈。書院として使われていただけに、趣のあるいい感じです。妙に落ち着きますよね、こういう空間って。

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ここから見る庭は秀逸。ここに腰掛け本を読みながらコーヒーを飲み、ゆったりとした時間を過ごせたら…想像しただけでもアルファー波が出まくります。まあ叶わぬ夢なんですけどね…。

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孔雀の間とよばれる部屋。襖絵は江戸時代後期の絵師、原在明が描いた牡丹孔雀図。ここの欄間には雀が10羽描かれていたそうですが、実際は1羽足りません。これは絵の出来映えが良すぎて、1羽どこかに飛んでいったからなんだとか…現在はこの逸話を「抜け雀」と呼び、永観堂の七不思議の一つとされています。

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右に見えているのが瑞紫殿。ここには「火除けの阿弥陀」と言われる、阿弥陀如来像が安置されています。応仁の乱など幾多の戦火で多くの仏像が焼失したなか、この阿弥陀様だけは焼け残った伝えられています。

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御影堂(大殿)大正元年に完成した総ケヤキ造の仏堂で、宗祖法然を祀るお堂。永観堂の中では一番規模が大きく、本尊を祀る阿弥陀堂より大きな建物です。

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御影堂のすぐ後ろは山、この斜面にそって回廊が設けられ、気分はとってもアドベンチャーだったりします。立地的にアップダウンが激しいのでダイエット効果も抜群、最近ウェイトが気になる方にはおすすめ。

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この階段を左に上っていけば開山堂で、右にいけば阿弥陀堂(本殿) 不謹慎ですが個人的には秘密基地的なにおいがして、こういうのってワクワクします。

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その階段の上るのは…なんて足腰の弱いお年寄りの方には、エレベーターもちゃんと用意されています。さすがは弱者の味方永観さんのいたお寺、そのスピリットは現在も脈々と受け継がれています。

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エレベーターの傍らにある三鈷の松。松葉は普通二本ですがこの木の松葉は三本、真心、智慧、慈悲の三福を授かるとされています。財布に入れておくとお金が貯まるということで持ち帰る人も多いですが、松は少し高台に植えてあるため直接降りてとりに行くのはNGです。境内で持ち帰れるよう箱に入れて置いてありますので、そちらから持ち帰りましょう。

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三鈷とは密教やチベット仏教における法具で金剛杵(こんごうしょ)の一種、先端が3つ又のものを三鈷杵(さんこしょ)といい、松葉をその形にたとえ三鈷の松と呼ばれています。
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