鹿苑寺 其の4

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鹿苑寺の庭園は衣笠山を借景とした鏡湖池を巡る池泉回遊式庭園で、国の特別史跡及び特別名勝に指定されています。元々は池に舟を浮かべて庭を巡る、池泉舟遊式庭園だったようですが、改修され今の回遊式の庭園になりました。鏡湖池に舟を浮かべドヤ顔で、取り巻きの武家たちに金閣を見せている義満の姿が想像できますよね^^;

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鏡湖池には池の中に葦原島、鶴島、亀島など大小の島があります。室町時代に足利義満に取り入ろうと諸大名が競って石を奉納し、畠山石、赤松石、細川石などの奇岩名石には諸大名の名前が残っています。昔から「ごますり」という習慣があったんですね。

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銀河泉(ぎんがせん)は足利義満がお茶の水に使ったと伝えられる湧水で、現在も清涼な水が湧き出しています。ここの水で立てたお茶…美味しそうですよね。

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厳下水(がんかすい)義満の手洗いに使用されていた水場と伝えられており、現在は水溜りのようですがかつては水の豊富な場所だったんでしょうね。

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高さおよそ2.3メートルほどある龍門滝と呼ばれる小さな滝。滝を登りきった鯉が龍に昇華したと言う中国の故事「登竜門」に因んで、滝つぼには鯉を表わした鯉魚石(りぎょせき)が置かれています。

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金閣寺の境内の金閣から夕佳亭までいく道にある、緑の苔をまとったなんとも趣のある石段。両側にある低い竹垣は金閣寺垣と呼ばれ、小竹垣の代表とされています。垣根の上部に半割りの竹(玉縁)を掛けているのが特徴。

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竜門滝から流れる小川の上には虎渓橋(こけいきょう)と呼ばれる小さな橋があり、中国廬山(ろざん)の麓、虎渓に架かる橋をモデルにしたんだとか…。

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安民沢(あんみんたく) 日照りが続いても枯れる事がない事から、別名、雨賜沢・望雲沢と呼ばれている池。かつては雨乞いの場所として民からの信仰を集めたそうです。また、この辺りは繁栄を極めた西園寺家の旧跡とされています。

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池の中ほどにある小島には白蛇塚という五輪の石塔があり、足利義満にこの場所を譲った西園寺家の鎮守。白蛇は、昔から神の使いとされていますが、弁財天の化身で芸能福徳を与える神でもあるんですね。

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「白蛇の塚」の立て看板の横に三体の石仏と何故かお椀が一つ、そのまわりにはお賽銭と思われる無数の硬貨が…こんなの前に来たときは無かったような…。

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ちょうど賽銭を投げていた人が、お連れの方に説明していたので聞いていると「このお椀に賽銭が入れば願いが一つ叶うんやって」と言う事らしい。そんな話初めて聞いたんですけど…少なくとも数年前まではこのシステムというか、これ自体無かったですよw
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