鹿苑寺 其の1

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今更説明するまでもありませんが、京都のシンボルと言っていい金閣寺、正式な名称は鹿苑寺 山号は北山、京都市北区にある臨済宗相国寺派の寺院です。相国寺派ということからもわかりますが、鹿苑寺は相国寺の山外塔頭寺院です。

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1994年、古都京都の文化財としてユネスコの世界遺産(文化遺産)登録。当初は「北山殿」「北山山荘」などと呼ばれ、御所に匹敵する規模と優雅さを兼ね備えた、室町幕府3代将軍足利義満の権力を象徴する邸宅でした。義満の死後、遺言により禅寺とされ、義満の法号「鹿苑院殿」から鹿苑寺と名付けられました。

14.jpg義満と言えば、おじさん世代にはやはりアニメ「一休さん」に出てくるイメージが強いんですよね^^; 栄華を極めた義満ですが息子「義持」との仲は悪く、死後は舎利殿(しゃりでん)を除く義満ゆかりの物は全て廃墟にされたようです。また天明の大火で相国寺にあった義満の墓は焼失し、未だに正式な所在は知られていません。

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お金や地位、名誉が幸せと比例するとは限りませんし…欲しい物を全て手に入れた感がある義満ですが、そう考えると意外に寂しい人生だったのかもしれないですね。もちろんここで一休さんとトンチ合戦を繰り返した…と言うのはフィクションでアニメの中だけのお話ですよw

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総門を入って直ぐ左手にあるのが鐘楼。この鎌倉時代に作られたとされる西園寺家由来のこの鐘は、一回200円で突かせてもらえます。

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舟形石(一文字蹲踞) 色々なところで蹲踞を見てきましたが、これほど大きな物は初めて見ました。これなら一度に多くの人が手を洗うことができ捗りそうですね。

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庫裏 昭和62年頃までは宿坊としても使われていたようです。現在はこちらでは写経ができます。四弘誓願文延命十句観音経般若心経の3種類があり、各一枚志納金1000円。

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江戸時代初期に植えられたとされる櫟樫(イチイガシ) 日本では関東南部以西や四国・九州に分布していて、京都周辺では余り見られず貴重な木なんだとか…。現在は京都市の天然記念物に指定されています。
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拝観入り口で拝観料400円を払うと、パンフレットとお札がもらえ、このお札が拝観券の代わりになります。大変ありがたいお札なのですが、そこそこサイズがあり少し大きめのカバンを持っていないと収納できません^^; このお札は学業成就、交通安全のご利益があるとされ、持ち帰り頭より高い位置で南向きあるいは、東向きにして立てかけて安置しておくといいそうです。

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方丈と方丈庭園。通常は非公開。特別拝観時のみご本尊や諸仏像や襖絵・杉戸絵などが公開されます。(拝観料1000円)

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方丈の北側にある、義満の盆栽から移植されたものと伝わる樹齢約600年の松の古木。帆掛け船の形をして、西を向いて西方浄土に向かう思いが表現されていると言われています。またこの松は京都三松(鹿苑寺、宝泉院、善峯寺)の一つ。
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