慧日山 東福寺 其の5

_IGP3128.jpg

「通天橋」は仏殿から常楽庵に至る渓谷に架けられた橋廊で、天授6年に春屋妙葩が谷を渡る僧の負担を減らすため架けたと言われています。昭和34年の台風で一度崩壊しますが、その後橋脚部分を鉄筋コンクリートにし再建されました。

_IGP3154.jpg

「東福寺三名橋」の一つで、「紅葉の永観堂」に並ぶ京都屈しの紅葉の名所と知られています。紅葉シーズンの参拝者の多さでも有名ですが…それを差し引いても見る価値はありです。(拝観料400円)

_IGP3118.jpg

洗玉澗と呼ばれる渓谷は大変よく整備されていて、まるで公園を散策しているかのような気分をあじわえます。時折聞こえる鳥のさえずりを聞きながらの森林浴は、ヒーリング効果抜群…癒されます。

_IGP3123.jpg

_IGP3126.jpg_IGP3133.jpg
まずは散策…折角なので谷の方に降りてみます。渓谷と言ってもそれほど深いものではありませんけどね^^; 階段などの整備もされているので、小さな子供でも上り下りできます。お天気のいい日にピクニック気分で、ファミリーで訪れるのもいいかもしれませんね。(境内での飲食はNGですよ)

_IGP3135.jpg

途中に見晴台?のようなものまであります。何度も言いますが、ここは自然公園なんかじゃなくお寺の境内ですよ。

_IGP3139.jpg

境内を横切るように流れる「三ツ橋川」そして奥に見えるのが最初に通ってきた臥雲橋です。ここから「通天橋」を見上げると、橋が天まで通じていそうな位高いことから「通天橋」と命名されたんだとか。

_IGP3138.jpg

川にはさらに小さな橋が架けられており、対岸に渡ることができます。通天橋が架けられるまでは、このようなルートで開山堂まで向かっていたんでしょうね。年配の僧侶の方には、結構な負担だったんじゃないかな。

_IGP3145.jpg

このアングルが歌川広重の浮世絵に近いかも。江戸時代のガイドブック「都名所図会」によると、その時代の人々もここで紅葉を楽しんでいたようです。しかし天まで通じるほど…って言うのはちょっと話を盛りすぎな気がしますが…。

_IGP3153.jpg

先ほど下から見上げていた通天橋に戻ってきました。こうして見ると結構高さがありますよね。秋になるとここも重さで橋が崩壊するんじゃないかってくらい、人でびっしり埋まります。特に見晴台があるここは人口密度が高いです。

_IGP3149.jpg

_IGP3150.jpg

この絶好のビューポイントから、先ほどの谷を見てみると…実にトレビアンな景色が眼下に広がります。小さく見える屋根が臥雲橋、紅葉シーズンはこの辺り一帯が紅色に染まります。人気なのもうなずけますよね。
関連記事