カテゴリー "永観堂" の記事

永観堂 禅林寺 其の1

P8152346.jpg左京区永観堂町にある浄土宗西山禅林派総本山 禅林寺。山号は聖衆来迎山(しょうじゅらいごうさん)院号は無量寿院(むりょうじゅいん)弘法大師の弟子の中でも、特にすぐれていたとされる真紹(しんしょう / しんじょう)が仁寿3年(853年)歌人であった藤原関雄の邸宅跡を譲り受け、この地に寺院を建てたのが禅林寺の始まり。もっとも当時は寺院として認められておらず、清和天皇より禅林寺の寺名を賜り公認の寺院になったのは10年後だったようです。現在は禅林寺より、一般的に通称の永観堂で呼ばれる方が多いです。

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永観堂 禅林寺 其の2

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釈迦堂前のこぢんまりとした庭、小さくったって立派な枯山水庭園。ここの庭は派手さはありませんが、庶民的な感覚が個人的にはすごく落ち着けてお気に入りだったりします。名誉欲や物欲などの欲望を一切持たず、庶民のことを最優先に考えたと言われる永観さんの、人となりを反映したかのような庭ですよね。

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永観堂 禅林寺 其の4

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阿弥陀堂へ向かう回廊の途中に水琴窟(すいきんくつ)があります。水琴窟とは日本庭園に用いられる装飾のひとつで、手水鉢から滴る水の音が琴の音色のようなことからそう呼ばれています。音はかなり小さめなので、ガヤガヤした状況だと聞きとりにくいかも知れません。

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永観堂 禅林寺 其の6

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大玄関を出て永観堂の最も高い位置にある多宝塔に向かいます。(真言宗系の寺院でよく見かける多宝塔は、寺院建築における仏塔の形式の一つ) 永観堂の境内は放生池を中心とした池泉回遊式庭園が広がり、「もみじの永観堂」に恥じない一面の紅葉を楽しむことができます…ただしシーズン中は人もマシマシですけどね。

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永観堂 禅林寺 其の7

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龍吐水横にある石碑。「仏は常にいませども、現ならぬぞあわれなる、人の音せぬ暁に、ほのかに夢に見えたもう。」これは、梁塵秘抄(りょうじんひしょう)に収められている今様(平安時代の流行歌謡)の一つらしいです。ザックリ意味をいうと「仏さまは常においでになるのに見ることができない、寝静まった夜に見る夢の中で姿を現される」と言った感じでしょうか。

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