カテゴリー "東福寺" の記事

慧日山 東福寺 其の1


東福寺は京都市東山区にある臨済宗東福寺派大本山の寺院。山号は慧日山(えにちさん)開基は鎌倉幕府4代将軍 藤原頼経のお父さんである九条道家。この地に高さ5丈(約15メートル)の釈迦像を安置する大寺院を建立することを発願し建立されました。

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慧日山 東福寺 其の2

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三門の正面には本堂(仏殿)があります。創建当初の仏殿には15mの釈迦仏像が安置され、両脇の観音・弥勒両菩薩像は7.5mもあったそうで、新大仏寺として喧伝されていたようです。1319年(元応元年)の火災によって当初の釈迦仏像は焼失、その後再興され足利義持・豊臣秀吉・徳川家康らによる保護修理も行われました。

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慧日山 東福寺 其の3

_IGP3076.jpg東福寺は臨済宗、なのに日蓮宗の石碑が…。日蓮上人が京都で宗教上の迫害を受けたとき東福寺の聖一国師が庇護した縁で、伽藍造営に際して日蓮が東福寺に一木を贈ったとされています。
迫害といえばイジメのようですが、日蓮宗と法華宗との宗教上の問題が過去にあったようです。
その柱は火災により消失しますが、昭和に本堂を再建するさい日蓮上人の伝承に従い、柱の一部を日蓮宗信者が寄進されました。その柱は「日蓮柱」と呼ばれ現在の本堂に使用されています。
この石碑はそれを記念して建てられたものだそうです。宗教間をこえたこのお話、ちょっといいでしょ。

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慧日山 東福寺 其の6

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回廊を渡り開山堂に向かいます。別名「常楽庵」とも呼ばれる東福寺の開山堂は、文政2年に焼失しましたが同6年に一条忠良によって再建されました。正面柱間八間、禅式瓦敷で屋上に楼閣を持つ特徴的な建造物で国の重要文化財に指定されています。

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慧日山 東福寺 其の7

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東福寺は明治の廃仏毀釈でその規模がかなり縮小されましたが、それでも現在も25の塔頭を有する大寺院です。さすがにすべての塔頭を…というのは無理ですので、今回は毎年11月に特別拝観が行われる「龍吟庵(りょうぎんあん)」をご紹介します。

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